2006年02月12日

* 「観光」としての、石川啄木




Weblog / 2005-07-09




 岩手県玉山村で生まれた啄木は,望郷の歌をたくさん作っている。

  「故郷の山に向かいて、いうことなし

            故郷の山は  ありがたきかな」



「 やはらかに柳あをめる 北上の

岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに 」



「 故郷のなまり懐かし停車場の

人混みのなかに そを聞きに行く 」


 けれども彼は、

  「石を持て 追われるごとく ふるさとを

          いでにし 哀しみ 消ゆることなし」

  とも歌っており、岩手は、啄木を石を持って、追った場所なのである。

 が、渋民では、啄木の故郷であることを自慢し、観光産業にしている。

  本郷で極貧のうちに死んだ啄木の骨は、妻の姉の嫁ぎ先である函館山にある。 それも、観光の目玉になっている。

    そこで 1首

  「 石を持て、追いにし人の名を売りて

          岩手の夏は 燃え盛りけり」
     


posted by 忘れんぼ at 22:13| 東京 晴れ| Comment(2) | TrackBack(0) | 文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大変よく出来た一首に感動しました・・・・・
本当に人って我侭なものですね・・・・と言うより
なんと図々しいんでしょう。

岩手の人がどうこうと言うより、良くある話ですよね。
私の田舎で私の事を散々言った(影で(苦笑))同級生が
保険の代理店を始めた途端、私の親友だったみたいな口ぶ
りで私の実家に営業に・・・(笑)

よくある話です。
Posted by ジプシー高野 at 2006年02月27日 00:52
 このサイトが残っていたとは知らなかったので、お返事が遅れてすみませんでした。

 よくある話なんですかあ。 寂しいですねえ。
Posted by 忘れ at 2006年03月06日 18:38
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